前回のブログで書き忘れてたのですが、
音を上げようと無理矢理コンプレッサーとかリミッターをかけると、
ダイナミクスも無くなります。
ダイナミクスは音楽用語で強弱という意味です。
例えば、Aメロが静かでサビで一気に音量が上がるアレンジの場合、
コンプレッサーやリミッターでつぶした結果、
Aメロのほうがサビより音量が大きく聞こえるようになってしまった...
という結果もかなりあります。
あと、ボーカルが声を張る所でコンプレッサーやリミッターが引っかかって他の楽器が小さくなる、で、歌い終わったら音量が元に戻る、みたいなこともよくあります。
マスタリング時ではあの手この手を使ってごまかすのですが、一番いいのはミックスの時点に戻ることです。
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